one small touch

one small touch。日々の思考や行動に一手間加えることで、素敵な女性にね。私はなりたいです。

【活動】ヘンタイ美術館

こんばんは!先週のお話を少し。

 

山田五郎さんの「ヘンタイ美術館」のイベントに行ってきました。

西洋美術が好きですが、個人的に好きな時代の少し前、アングル・ドラクロワクールベのお話をしてくれましたが、とても楽しかった!

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「理想と現実、どっちがヘンタイ?」というテーマだったので、見てるだけでわくわくする…(笑)

結論は、理想の方が変態なのではないかってお話ですが。

 

アングルのように抑圧されたどうしようもない欲望・変わりようのないこだわり・特定の誰かを気にする心・特定の誰かに追い越されそうな焦り嫉妬憎悪、そういうたくさんの渦巻いた気持ちを持って、作品に爆発させると、もういやらしいったらない!

 

昔から、グランド・オダリスクがとっても好きで(この動機も不純で、昔好きになった人と話したことで興味を持った。きっかけはあれでも今も好きな絵。モディリアーニとはまた別の人。)、背中好きすぎだろうこの作者って思っていたけど、本当にずっとずっと好きでずっと書き続けてしまったようで。

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美術って、そうした変質的な部分を結構堂々と話しても違和感がないから、余計に好きです。

もちろん、絵画自身も好きですけど、そうして考えをめぐらせられるから大好き。

 

芸術家って、誰しもとても良い意味で中二病的なところがあると思っているんですけど。

歴史背景と結びつけると、中二病もそれは命がけで本気の主張ですよね。

ここではないどこか、あの国王ではなく国民、この思想ではなく新しい思想、古い宗教ではなく新しく生まれた宗教。そういう意味で、命がけで何かを主張しているということ自体が、中二病と言えば中二病かもしれないけど、きっとそれこそが生きている証なのだろうなあ。

 

大学生のときに西洋美術の本をいくつも買って、読めていないものも多いので、これを機に読もうと思います!

 

こじれちゃってるけど信念のある明るい中二病、大好きです。これからも浸ろう。

 

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