【読書】怒り
こんばんは。
新年早々書く話でもないかもしれないですが、最近触れたものたちについて。
大事な人に、あなたがどう思うか知りたいと言われて貸してもらって、一気に読みました。
この本を借りた少し後にちょっと悲しいことがあって(今思えば私が酔っていただけかもしれないけど)、信じている人から期待しない言葉を聞いて、落ち込んでいたことがありました(いや、本当に今思えばもう大した事はないの笑)。
昔から、大好きな信じている何かから、思ってもいない期待していない言動や思考を垣間見ることで、本当に勝手に落ち込んで振り回されるんです。もうその癖は何も生まないから、少しずつ克服してきたとは思うんですけどね。
この話はそんなレベルではないけれど、信じているものを覆された怒りを書いた本でした。色々な登場人物が、何も知らずに巻き込まれて、人生が大きく動かされてしまう。本人たちが気付かないだけにすごく苦しいけど、確実に一つの出来事で人生が思っていない方向に向かってしまう。
明るい話ではないけど、悶々と考えるのが好きな悩み好きな方はぜひ読んで欲しいな。それで一緒に話しながらお酒を飲みたい(暗い会)。
・「俺はお前を疑っている」と疑っているやつに言うのは、「俺はお前を信じている」と告白しているのと同じことなのかもしれない。
・昨日まではなかったものなのに、手に入れた途端、もうそれがなくなることが怖くて怖くて仕方なかった。
特に印象に残った2つ。
きっと、私たちも知らず知らずに色々なことに巻き込まれているのかもしれない、と少し怖くもなる本でした。信じるべきか、そうでないか。ね。
何で私にこの本を読ませたいって思ったんだろうなって聞いてみたいと思います。
ちなみに、ブクログ、今更自分の記録用に使ってみています。
レビューとか書いたら覚えていられるのだろうけど、そういう使い方は出来ないんだろうなあ私。
あと、Kindleを買うかどうかずっと悩んでいる。。。
本の収納場所が削減できるだけでメリットが大きいですよね。むー。
本を読むぞ2015年!