one small touch

one small touch。日々の思考や行動に一手間加えることで、素敵な女性にね。私はなりたいです。

【映画】バクマン。

こんにちは。

 

ゆっくりできる休日で、天気が良くて、9時くらいに起きて、掃除も洗濯も済ませ、好きな音楽を聴きながら好きな紅茶をポットでいれて。ドキドキするくらい充実している。いや、ドキドキしている。じんわり。

 

バクマン。を観ました。

youtu.be

バクマン。っていう漫画があることも知らなかったけど、

予告編を観てからずっと気になって、且つ好きな役者さんばかりだったから、絶対観たかった映画。何年ぶりに邦画を映画館で観たのかっていうくらい久しぶりにね。

 

予告編で感じたワクワクを裏切られない映画!!

リリーフランキー神木隆之介と小松奈々と山田孝之と染谷翔太と桐谷健太と、このネームだけでお腹いっぱいです私。この映画で初めて佐藤健っていいなって思いました(ごめんなさい)。

 

サイコー(佐藤健)とシュージン(神木隆之介)の高校生二人組が、ジャンプ連載を目指して、馬鹿らしくて熱くて甘酸っぱくて本気の夢を見る、ようなストーリー。

 

「マンガは誰かに読まれてこそマンガなんだよ」というサイコーの叔父さん(クドカン)の言葉で、マンガに関わらず何かを創り出す人は報われるのだと思った。手に届いて、誰かの心に触れて、何か少しでも気持ちを動かすことができたら、それは創り手の手を離れ、作品としての価値を生み始めたということで、そんな嬉しいことはないのだと思う。

 

映画に一人だけ出てくる小松奈々ちゃんがとても好きで、ヒロインの亜豆さんとしてサイコーのミューズになっていて…最高だよもう、つまらないギャグになってしまうくらい、ミューズだった。思い出しても高鳴る(笑)

「待ってるから」という約束で、激走できるのだと思う。

「もう会えない」のシーンは、あれは亜豆さんなりの激励で、不器用に、それでも真っ直ぐに、あの時に伝えられる最高の言葉だったはずで、あの風が吹いて輝いて去っていく姿に、行き場がないくらいの気持ちが膨れ上がっているはずで、きっとそれは創作意欲だけでなくてもう意地もあるのだと思うけど、それがとてもまた純粋で気持ち良くて、やっぱり甘酸っぱくて、もう、いいなあ!!!って感じ。言ってること訳分からなくなってしまうくらい、興奮(泣)

 

エイジが二人の作業場を訪れるシーンも。

書き加えられた何本かの線に込められたエイジの気持ちと、プライドや圧倒的な悔しさやほんの少しの嬉しさ(あったかなと私は思ったけど)に、圧倒的な友情を感じたよ。表面なんかではなく、もっと奥の気持ちの共有。

 

あとは、工事現場の人も小学生も通勤する会社員もファストフードで食事する学生も、みんながジャンプを手にするシーンで、生活の一部になっていくんだと思った。ジャンプってすごいんだな。私も一回手に取ってみたくなった。

 

創ることを仕事にする人、一番になりたくて努力した思い出がある人、勝てないかも例ない戦いに本気で挑んだことがある人、きっとすごく響くんだと思います。

 

「先に行くから」

なんて、なんてね!!!!