one small touch

one small touch。日々の思考や行動に一手間加えることで、素敵な女性にね。私はなりたいです。

【つぶやき】バンクシーとスキッドロボット

こんばんは!

ゆっくりしたくてできなくてちょっと余裕がないけれど、春を感じることで人生が動くのを感じます。


 今日はちょっと好きなもの。


バンクシーはロンドン中心に風刺スプレーアートを多く残すアーティストで、オークションでブラッドピットとアンジェリーナジョリーが超高値(1億5000万くらい)で買ってしまうくらいのアーティスト。

すごく魅力的と思うけれど、何でバンクシーだけこんなに価値があるんだろうと思って徘徊していたらそれについて言及している記事を見つけたので、貼付けておきます。

(私はこれを読んでもよく分からなかったのは秘密です。)


なぜバンクシーだけが壁に描くことを許されるのか | VICE Japan | The Definitive Guide to Enlightening Information

 

 

言わずと知れたストリートアーティストのバンクシー、の話をしたいのではなくて、今はスキッドロボット(Skid Robot)が気になっています。

 

スキッドロボットは、ホームレスの現状を世に知らしめるため、彼らのお家の周辺にスプレーアートを施すアーティスト(こんな感じ)。

 

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彼らがきっと望むもの、暖かいベッド・暖かい食べ物・暖かい家族とか、そういった物を壁面に描いています。

 

基本的には家主がいても(主に寝ているとき)いなくても、描くときに家主の許可も取らずに描いているようなので、彼らにとっては良い迷惑かもしれません。

描いている途中に目が覚めてしまったとき・帰ってきて鉢合わせてしまったときは、きちんと趣旨を説明して、自分の過去の作品を見せて、了承を得るんだそうです。その後、お礼には彼らが望むものをご馳走したり贈ったりする。

 

その一連のやり取りの中で、怒る方もいれば仲良くなる方もいる。

また話し相手になってくれよと言う方もいる。

私はそこに通い合う体温が素敵だと思います。

 

先鋭的な風刺画で注目されることもとっても素敵だし才能だけれど、それよりも少しハートウォーミング!心温まる気がするのです、個人的に。

 

しかも、主な活動の場がロス。

ロスって夢の溢れる輝いた街である反面、一本通りを入ると別世界のように暗い世界が広がっていたりしますよね。

だからこそ、こういう活動で少しずつ注目されつつ、明るくなるといいなと思ったり。

 

そんなスキッドロボットのお話でした。

見てみてね。

 

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【読書】社畜のはりきり朝ごはん

社畜のはりきり朝ご飯!!!

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ついについに、社畜さんの本を読み始められて、ファンだから嬉しい!笑

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炊飯器で色んなご飯を作って失敗も結構してでもなんか楽しげな、本です!紹介が雑とか言わないで!笑

電車で読んだらいけない系の本だと思います。にやける。

お会いできるかな、わくわく。

【つぶやき】男の中の男

どうしても、これだけは…

男の中の男過ぎて、どうしても言ってから寝ないと…加山雄三さん…

 


君といつまでも 加山雄三 - YouTube

 

何度見ても熱い気持ちに…(笑)

幸せだなあって、言わせる人間にならないといけないですよ本当!

今の私たちから見ても、格好良いなあと素直に思います、素敵だなあ〜。

 

心洗われて、おやすみなさい。

【映画】6才のボクが、大人になるまで

年末に心に触れたもの2つめ。

これも、気に留めず空いた時間に観る映画を探していて、たまたま行く事にしたのですけど。

 

でも、でも、まさかの大好きなリチャード・リンクレイター監督の作品!を見つけて!!!しかも時間も場所もぴったりで!!!!静かに大騒ぎでした。


映画『6才のボクが、大人になるまで。』 大ヒット上映中

 

公開とか知らなかったのって感じですけど(笑)

よく見たら誕生日に公開だった嬉しい!!

 

この監督は、これまた大好きな「ビフォア」シリーズを撮った監督。

「ビフォア・サンライズ」では苦しくなるほどロマンチックな気持ちを体験させてもらい、「ビフォア・サンセット」では大人の苦しくて不自由な恋愛を体験させてもらい、「ビフォア・ミッドナイト」では結婚生活の苦しさ生々しさやリアルな生活を体験させてもらい、結構色々な影響を与えてくれた映画なのです。

私の周りの人、貸しますからぜひ観てください♡

 

で、この映画は、12年間同じキャスト・スタッフで撮影された、時間の途切れを感じさせない映画です。映画も160分くらいあって結構ボリューミー。

普通は成長の過程で俳優さんも変わってしまって、ぶつ切り感が出てしまうのだけど、この映画はそれがない。刻々と時間は過ぎるけど、すごく自然に進みます。すごい事ですよね。

 

映画的に息をのむような大事件が起こる事はなくて、一つの家庭にとっては、その家庭の子供にとっては、一つ一つが大事件であるような両親の離婚・再婚・転校・失恋とか、そういった出来事が起こる。それでもどうにか大人になっていく。成長して、大学生になって、親元を離れる。これを子供・両親・・・色んな人の目線から見せてくれます。

 

日本とは違う文化だけど、多分、どこにでも起こりうる話がテーマなだけに、誰が観てもきっと何かしら疼く出来事を思い出すことがある気がします。

 

あと、今この年齢(26才)で観たからこそ、子供側・親側の目線どちらにも固執せず観られたので、タイミング的にもすごく良いと思います。私たちが自立した後は、両親はこう思ったのかなって、思うと思う。

 

退屈だと思う人もいると思うので、SFとか好きな方は厳しいかもしれません(笑)

 

オリヴィア(お母さん)の最後のシーンはもちろん印象的ですが、全てを受容して生きていたメイソンが、父親に一度だけ主張するシーンが私は苦しくなりました。ぎゅっとなった。子供って、そうだったなって。

 

またDVDを買うのです。

休日の午前中に観るよりは、私は個人的には10時頃とかにお酒を飲みながら観たい映画だと思いました。

とっても良い時間を偶然過ごせて、嬉しかったなあ♡

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最近のBMWのCMでBGMがミスチルだってことに違和感を隠せない私でした。

それでは、いってきます(ベッドに)!

 

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【読書】怒り

こんばんは。

新年早々書く話でもないかもしれないですが、最近触れたものたちについて。


Amazon.co.jp: 怒り(下): 吉田 修一: 本

 

大事な人に、あなたがどう思うか知りたいと言われて貸してもらって、一気に読みました。

 

この本を借りた少し後にちょっと悲しいことがあって(今思えば私が酔っていただけかもしれないけど)、信じている人から期待しない言葉を聞いて、落ち込んでいたことがありました(いや、本当に今思えばもう大した事はないの笑)。

 

昔から、大好きな信じている何かから、思ってもいない期待していない言動や思考を垣間見ることで、本当に勝手に落ち込んで振り回されるんです。もうその癖は何も生まないから、少しずつ克服してきたとは思うんですけどね。

 

この話はそんなレベルではないけれど、信じているものを覆された怒りを書いた本でした。色々な登場人物が、何も知らずに巻き込まれて、人生が大きく動かされてしまう。本人たちが気付かないだけにすごく苦しいけど、確実に一つの出来事で人生が思っていない方向に向かってしまう。

 

明るい話ではないけど、悶々と考えるのが好きな悩み好きな方はぜひ読んで欲しいな。それで一緒に話しながらお酒を飲みたい(暗い会)。

 

・「俺はお前を疑っている」と疑っているやつに言うのは、「俺はお前を信じている」と告白しているのと同じことなのかもしれない。

 

・昨日まではなかったものなのに、手に入れた途端、もうそれがなくなることが怖くて怖くて仕方なかった。

 

特に印象に残った2つ。

きっと、私たちも知らず知らずに色々なことに巻き込まれているのかもしれない、と少し怖くもなる本でした。信じるべきか、そうでないか。ね。

何で私にこの本を読ませたいって思ったんだろうなって聞いてみたいと思います。

 

ちなみに、ブクログ、今更自分の記録用に使ってみています。

レビューとか書いたら覚えていられるのだろうけど、そういう使い方は出来ないんだろうなあ私。

 

あと、Kindleを買うかどうかずっと悩んでいる。。。

本の収納場所が削減できるだけでメリットが大きいですよね。むー。

本を読むぞ2015年!

【読書】読んでいる時間の半分は自分のことを考えていた本

もう一つ。

川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」という本。


Amazon.co.jp: 世界から猫が消えたなら: 川村 元気: 本

 

こっそり猫派な私なので、文庫本の表紙が可愛くて(どの書店でも平積みだし)買うか悩んでいたら、人の本棚で見つけたので借りて読みました。本当にさくっと!

 

この本を読んでいる間、半分くらい、読みながら自分の置かれる環境・自分のしてきた行動・自分のしている行動・家族との接し方を考えてました。

 

正直、ものすごいストーリーという訳ではないけれど、そこがまたベクトルを自分に向けてくる。内省する。

620円払って、自分と自分の家族・大事な人たちと向き合う時間をもらうイメージ。

(私はこっそり借りてるから払ってないけど笑)

 

だから、私は家族のことを考えてぼろぼろに泣きましたが(笑)、全然泣かずとも、ああ、大事なあの人に気持ちを伝えてみようかなと思える気がします。とても良い。

私は父にも母にもメールしました(笑)

 

家族は「ある」ものではなく、「する」ものなんだ。

 

そうだ、そうなんだなと。それが分かってなかったから、上手くいかないことがあったんだと。きっとずっと忘れない言葉。それを改めて分からせてくれただけで、良かった。

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おやすみなさい♡

 

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【活動】ヘンタイ美術館

こんばんは!先週のお話を少し。

 

山田五郎さんの「ヘンタイ美術館」のイベントに行ってきました。

西洋美術が好きですが、個人的に好きな時代の少し前、アングル・ドラクロワクールベのお話をしてくれましたが、とても楽しかった!

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「理想と現実、どっちがヘンタイ?」というテーマだったので、見てるだけでわくわくする…(笑)

結論は、理想の方が変態なのではないかってお話ですが。

 

アングルのように抑圧されたどうしようもない欲望・変わりようのないこだわり・特定の誰かを気にする心・特定の誰かに追い越されそうな焦り嫉妬憎悪、そういうたくさんの渦巻いた気持ちを持って、作品に爆発させると、もういやらしいったらない!

 

昔から、グランド・オダリスクがとっても好きで(この動機も不純で、昔好きになった人と話したことで興味を持った。きっかけはあれでも今も好きな絵。モディリアーニとはまた別の人。)、背中好きすぎだろうこの作者って思っていたけど、本当にずっとずっと好きでずっと書き続けてしまったようで。

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美術って、そうした変質的な部分を結構堂々と話しても違和感がないから、余計に好きです。

もちろん、絵画自身も好きですけど、そうして考えをめぐらせられるから大好き。

 

芸術家って、誰しもとても良い意味で中二病的なところがあると思っているんですけど。

歴史背景と結びつけると、中二病もそれは命がけで本気の主張ですよね。

ここではないどこか、あの国王ではなく国民、この思想ではなく新しい思想、古い宗教ではなく新しく生まれた宗教。そういう意味で、命がけで何かを主張しているということ自体が、中二病と言えば中二病かもしれないけど、きっとそれこそが生きている証なのだろうなあ。

 

大学生のときに西洋美術の本をいくつも買って、読めていないものも多いので、これを機に読もうと思います!

 

こじれちゃってるけど信念のある明るい中二病、大好きです。これからも浸ろう。

 

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